最近、ポルボロン作りを再開しました。
 寒くなってくると作りたくなってくるお菓子、それがポルボロン。粉糖たっぷりの生地なのに、焼き上がったら上からたっぷりと粉糖をまぶすのがこのお菓子の特徴。壊れやすいから一個ずつやわらかい紙でキャンディー包みするのもそう....。甘いけれど、口の中に入れた途端、ほろほろっと崩れていく独自の食感がなんとも言えずいいのです。シナモンの香りがお嫌いでなければ、きっと気に入って頂けるお菓子です。

 ポルボロンはスペインのお菓子です。日本ではスペイン系の修道院でバザー用に焼かれることが多いようです。熱心なポルボロンの愛好家も存在していて、私はそんな愛好家の人が公開しているブログを見におじゃましていたことも有ります。

 このポルボロンはほろほろっとした食感を出すために最初に粉を焼いてグルテンを殺すのですが、レシピによって焼く温度も時間も全然違います。見た目はただのクッキーのようなのですが、ものすご~く手間のかかるお菓子です。見た目が地味なだけに、どれだけ時間と手間をかけたお菓子か、分かって貰うのは容易なことでは有りません。でも、一度、このお菓子を食べた人はその食感の不思議さと、シナモンの効いた味にびっくりするでしょう。好きな人はとことん、好きになる....
そんなお菓子です。

 ネットで調べると日本ではまだ数える位のお店でしか販売していません。食べた人の感想もさまざま。ちょっとしゃりしゃり感がしたとか、
たんなるクッキーの様だったとか、書いている方もいます。(それははっきりいって余り出来の良いポルボロンではないのだと思います)私は中学生だか高校生の頃、初めて口にして、大嫌いだったシナモンが大好きになってしまいました。その時のポルボロンは本当に粉っぽくて(これ、誉め言葉ですよ!)美味しかった。口の中の水分を一瞬にして吸い尽くしてしまうようなあの粉っぽさは簡単に出せるものじゃないんです。私も
何度も作っていますが、時に、中心部分にサクっと感が出てしまうことがあります。(これは失敗なので売り物には出来ません)ちょっとした粉焼きの加減とか、油脂の混ぜ方で「ちんすこう」みたいになってしまうのです。(ちんすこうも大好きですが、あくまでもポルボロンを作らなければいけないのです)

 本当は湿度の低い、乾燥したクリスマスの時期のお菓子なのですが、
先日焼いたところ、ちゃんと出来たので乾燥剤を入れて販売しました。

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 上の画像は粉糖をかけたポルボロンを一個ずつ丁寧にキャンディー包みしていくところです。150個位、包まなければならないので結構大変です。
 
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 上の画像は一袋に5個ずつ詰めているところです。 

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 そしてこれが完成品。脱酸素剤用のガスバリアー性のある袋に詰めて
乾燥剤をいれてシーラーでシールします。ついでにスプレンダーのロゴシールも貼ります。真っ白いお菓子なので青いシールが映えます。もう少し湿度が低くなってきたら、簡易袋に変えていくつもりです。

 ちなみに、ちゃんとしたお店で買うと一個150円前後します。(1個ですよ!)ただのクッキーと思えば「げっ、クッキーが5枚で180円だって、高~い」って言われてしまうのですが、本当はとってもお安くしているつもりなのです。

 これからたま~にお店に出しますので、見かけたらぜひ手に取ってみてください。
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【2007/09/18 20:58 】 | スプレンダー | コメント(0)
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